「フラットデザイン」とは|テクスタ辞書


 「フラットデザイン」とは、画面のアイコンに立体感を出すためのドロップシャドウや華美な装飾をせず、平面的でシンプルに構成されたUI(ユーザーインターフェイス)のことです。Apple社では、長年立体的で凝ったデザインが特徴的なリッチデザインを採用してきましたが、2013年に発表したIOS 7からはフラットデザインに移行しました。他にも、Windows 8 、MacのOS X Yosemite、GoogleのAndroid OSでもフラットデザインが採用され、現在、Web業界ではフラットデザインがブームとなっています。

「フラットデザインが台頭し始めた訳」
 Webデザインでリッチデザインが使われてきた理由の一つに、立体的なアイコンにすることで、ユーザーにクリックボタンだと認識させやすくするということがありました。しかし近年、ユーザーのインターネットリテラシーが上がり、過度に凝ったデザインをする必要がなくなりました。それに加え、スマートフォンの急速な普及によって、PC上では見やすい立体的なボタンも、スマートフォンの小さな画面ではかえって文字がつぶれて読みにくいという問題が生じてきました。このような背景から、フラットデザインが流行り始めたのです。

「フラットデザインの魅力」
 ①ユーザーがコンテンツに集中しやすい
 フラットデザインの特徴は、「陰影を付けない」「余白を多く作る」「色数は最小限に留める」ということです。過度な装飾がない分、リッチデザインよりもユーザーの意識をコンテンツそのものに向けやすいと考えられています。
 ②サイトの表示スピードが速い
 フラットデザインは装飾が少ないため、サイトの表示スピードはリッチデザインと比べ必然的に速くなります。そのため、ユーザーの動作のもたつきに対する不快感が減り、企業はユーザーのサイト離れを防ぐことができます。