「受託開発」とは|テクスタ辞書


「受託開発」とは、ソフトウェアの開発事業を行う企業が、他の企業が求めるシステムやソフトウェアの開発を請け負うことを指します。開発を依頼する側の企業は顧客として開発費用を払い、受託開発を行う側は顧客の要求を実現することを目指します。

受託開発の特徴
受託開発は自社開発と区別されます。自社開発とは、企業が販売したいシステムや社内で使用したいソフトウェアの開発をその企業自身が行うことです。大きなシステムの受託開発では、請け負った企業だけでなく、複数の中小の協力会社から開発者を集めて開発を行うことが一般的です。顧客から直接請け負う企業を一次請けといい、協力会社のことを二次請け、さらに二次請けの協力会社を三次請けといいます。

受託開発によるメリット
受託開発によって、販売を行う顧客企業としては、開発を専門とする企業に委託できるため、販売に専念できます。また、受託側としては開発に専念することで利益を上げられるため、それぞれが得意分野に専念できます。一次請けで開発を行う企業は、顧客の要望を実現できなかった場合に損害賠償をすることになります。大企業であればその損害に耐えうる体力があっても、中小企業にとっては1つの失敗によって大赤字となり、倒産の危機に陥ることもあります。ですが、二次請け以下であれば、一次請けほどの売上は無い分、リスクも少ないため、ソフトウェア開発専門の中小企業は二次請けで利益を出すことが可能です。以上のように、受託開発は各企業にとってメリットがあるわけです。f