「仮想デスクトップ」とは|テクスタ辞書


「仮想デスクトップ」とは、ソフトウェアの1種です。パソコンなどのデスクトップの、領域や数の調整を行う為に用いられます。また、それによって作り出されたデスクトップのことを指す場合もあります。

仮想デスクトップの特徴

仮想デスクトップは、主に複数の作業を同時に進行したい時などに活用されます。従来のように、1つのデスクトップで作業を進めると、1つの画面に複数の目的のファイルやアプリが一緒に表示されてしまう為、混乱しがちです。そこで、仮想デスクトップを活用すると、作業や目的別にデスクトップを用意することが可能になります。デスクトップごとに切り替えれば、目的別に作業ができる為、作業の効率アップが期待できるというわけです。

一般的に、仮想デスクトップは、作業に必要なデスクトップをメインとして大きく表示し、必要があった時にその他のデスクトップに切り替えるようにして使用します。

しかし、それ以外にもさまざまな表示方法が存在します。例えば、複数のデスクトップを選択し、選んだもののみを同時に表示することも可能です。仮想デスクトップは、目的や好みに合わせて、さまざまなモードや形態を使い分けることで、更に便利に利用できる機能なのです。

仮想デスクトップの歴史

仮想デスクトップは、サーバーなどの進歩により実現できるようになった機能です。現在のサーバーのように、大容量のメモリを搭載できるものが開発されるまでは、「ターミナルサービス方式」という手法が使われていました。

しかし、その後ネットワークやサーバーの開発が進み、サーバーが大容量のメモリの搭載や処理が行えるようになると、現在のようなデスクトップの仮想化が進んでいきます。最近では、1つのサーバーにたくさんの仮想デスクトップを稼働させることも可能になっています。現在、仮想デスクトップは、Windows10やMac OS X 10.3などで、採用されています。それ以前のバージョンには、搭載されていませんでした。しかし、マイクロソフトなどが、仮想デスクトップのソフトウェアを配信しているので、それらのソフトウェアを活用すれば、古いバージョンでも仮想デスクトップ機能を使えるようになっています。