「構文解析」とは|テクスタ辞書


前文
構文解析(英文表記:Syntaic Analysis)とは、単語・字句で構成された文章を、文法に則って解釈し、その文章の構造を明確にすることです。構文解析をおこなうプログラムを構文解析器(英語表記:Parser)と言います。構文解析には、様々な手法が存在しており、構文解析の手法によっては適用できる文法と適用できない文法があります。

構文解析の対象
構文解析を行う文章には大きく分けて2つの種類があります。一つは自然言語で、もう一つは形式言語です。人が話す言語は自然言語にあたります。自然言語を対象として行う構文解析の例としては、機械翻訳が挙げられます。一方、プログラミング言語は形式言語にあたります。

構文解析が行われる過程
プログラミングにおける構文解析は、人間になじみのある形式で記述されたプログラミング言語を、コンピュータが理解できる機械語のオブジェクトコードに変換する過程で行われます。これらの処理を「コンパイルする」と言い、コンパイルする言語プロセッサを「コンパイラ(英語表記:compiler)」と言います。
コンパイラは、プログラミング言語の記述内容を理解するために、まず字句解析を行い、次に構文解析を行い、最後に意味解析を行います。この一連の解析作業によってプログラミング言語の記述内容を理解したコンパイラは、中間コードを生成し、コードの最適化を行います。以上の過程を経て、コンパイラはプログラミング言語を機械語に変換しています。