「Lisp」とは|テクスタ辞書


「Lisp(読み:リスプ)」とは、1960年代初頭に開発された、世界で2番目に古い高水準プログラミング言語です。人工知能研究者ジョン・マッカーシーが考案したもので、人工知能研究などに利用されています。Lispという名称は「LISt Processor」に由来しており、「LISP」という表記も一般的です。

Lispの特徴

Lispは世界初の関数型言語でもあり、全ての処理を「関数の定義を組み合わせた新しい関数の定義」という形式で記述します。

同時に、手続き型プログラミング言語の要素も兼ね備え、木構造やガベージコレクションといった発想の先駆けとなった言語であることから、多くのプログラミング言語に影響を与えてきました。ただ、LispのS式(記号式)は括弧を多用することで知られており、このため分かりにくいといった批判を受けることも多くあります。

Lisp方言の例

Lispは、様々な拡張や特殊化が施された結果、現在までに多数の方言が誕生しています。Lisp方言が乱立する事態に対し、Lispの標準仕様として1984年に「Common Lisp」が開発され、1994年にはANSI標準化されてLispユーザーの間に普及しました。

一方で、1975年頃に登場したLisp方言「Scheme」も広く用いられており、現在はこれら2種などがLisp方言の主流となっています。