「Object-C」とは|テクスタ辞書


「Object-C(読み:オブジェクトシー)」とは、C言語をベースとしたプログラミング言語です。「オブジェクト指向型C言語」や「Objective-C」と言われることもあります。NeXt Computer社やApple社がソフトウェアなどの開発言語として採用していることで有名です。

Object-Cの特徴

Object-Cは、C言語をベースにして、Smalltalk(読み:スモールトーク)を取り入れています。

C言語にはない拡張が施されている為、一見すると特殊な表記ですが、拡張部分以外は、C言語とあまり変わりません。その為、プログラミング言語の1種ではありますが、C言語のメタ言語と見做す場合もあります。

1970年代に主流となったC言語をベースとしていることから、近年では将来性に限界があるという見方もされています。1983年に開発されて以降、時代に合わせて進化し続けてきたObject-Cですが、Apple社を含め、Swift(読み:スウィフト)などの新たなプログラミング言語を開発言語として採用する企業も増えています。

Object-Cの歴史

Object-Cは、1983年に開発されました。開発者は、ブラッド・コックスとトム・ラブです。

そして1985年、NeXt Computer社の開発言語として採用されたことで、知名度が上がりました。NeXt Computer社とは、Apple社を退社したスティーブ・ジョブズが新たに立ち上げたコンピューターメーカーです。1995年には、同社がObject-Cに関する資産を買収しています。

その2年後の1997年に、NeXt Computer社はApple社により買収され、2001年に開発されたMac Os X以降、Apple社の開発言語として使用されるようになりました。iPodやiPhoneなどのソフトウェア開発にも使用されています。