「遺伝的プログラミング」とは|テクスタ辞書


「遺伝的プログラミング」(英名:Genetic Programming)とは、アルゴリズムの方法の1つです。進化的アルゴリズムの分野に含まれており、「進化論的計算手法」と言われることもあります。(80字)

【特徴】遺伝的プログラミングの特徴(13字)

遺伝的プログラミングは、遺伝的アルゴリズムを拡張することで誕生した手法です。
遺伝的プログラミングのアルゴリズムは、大きく分けて4段階に分類することができます。
1段階目は、遺伝子の生成です。この時、最低でも100個、最高で10000個の遺伝子をランダムに生成します。
2つ目のステップでは、生成した遺伝子の適合度を調べます。
そして、3つ目の段階で遺伝子を淘汰していきます。より適合度が高い遺伝子を選び、親のコピーとなる子供を生み出すのです。
こうして選択と淘汰を繰り返しているうちに、突然変異などを起こすことがあります。これが4つ目のステップで、ランダムな確率で逆位や交叉なども起こります。
遺伝的プログラミングのアルゴリズムは、2段階目から4段階目を繰り返し行うことで成立します。(331字)

【付帯情報】遺伝的プログラミングの歴史(13字)

遺伝的プログラミングは、1990年にジョン・コザが紹介した手法です。
進化的アルゴリズムには、遺伝的プログラミングを含めて、4種類の方法があります。遺伝的プログラミング以外の3つの方法はそれぞれ独立したもので、各々で研究が進められていました。しかし遺伝的プログラミングの場合は、独立した存在ではなく、最初から遺伝的アルゴリズムを拡張したものとして発表されました。その為、その他の進化的アルゴリズムとは、立場的に異なるものとして認識されています。
その後、遺伝的プログラミングは進化し続け、現在では自動プログラミングの生成や、人工知能、パターン認識などに活用されるようになりました。ロボットの制御プログラムや行動ルール、音楽を作曲するプログラム、日経平均株価の予想などにも利用されています。(339字)

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