「Python3」とは|テクスタ辞書


Python3とは、オランダ人のグイド・ヴァンロッサムが開発した汎用プロミラング言語、Pythonのバージョン3です。欧米を中心に、Googleやマイクロソフトをはじめ、多くの大企業で採用されています。

Python3の特徴

Python3を含むPythonシリーズの設計思想は、「それをする為のたった一つの明白なやり方」(There should be one-and preferably only one-obvious way to do it)です。誰もが良いと思えるプログラムを組むことを目指し、シンプルかつ可読性の高い言語設計がなされています。この思想は他の言語と比べコード行数が少なく済むなど、開発のスマートさや保守性の高さにも寄与しています。

複数のパラダイムをサポートし、標準ライブラリやサードパーティ製のライブラリも豊富です。多くのシステムやアプリケーションの開発、科学分野の統計解析や計算、ゲームなどの自動処理や3Dモデリングなど、様々な分野で採用されています。

Python2との互換性

Python3を語る上で避けられないのが、後方互換性の低さです。2008年、Python3が発表され、それまでのPython2から大きな仕様変化や機能追加がありました。例えば、文字列のデフォルトをUnicode型への統一、「print文」という文字列を出力する機能が文として定義されていたものを「print()関数」へ変更、といった点です。

後方互換性を崩す機能追加はデメリットも生みますが、「たった一つの明白なやり方」という設計思想の追及に基づき、古い機能を削り、よりシンプルで便利な未来志向の言語設計となりました。

また実際には、Python2系からPython3系への移植をサポートする「2to3 ツール」や「lib2to3 モジュール」など、全く互換性が損なわれているわけではなく、現在から将来にわたって広く長く使われる言語になっていると言えます。