「システムインテグレーション」とは|テクスタ辞書


 「システムインテグレーション」(SI)とは、顧客の業務内容を分析し、そこで発見された問題に合わせて情報システムの企画、構築、運用などを一括して個別に請け負うサービスのことです。また、システムインテグレーションのサービスを提供する企業や専門家のことは、システムインテグレータと呼ばれています。

「システムインテグレーションの業務内容」
 システムインテグレーションを業務としている会社では、顧客が仕事で利用する情報システムが適切に作動するように、使用するハードウェア(サーバ、ネットワーク機器)、ソフトウェア(OS、ミドルウェア、パッケージソフト)の選定を行い、最適な形となるように設計や構築をし、それを運用・保守していくことが主な仕事です。一つのシステムを構築するのにかかる期間は、短いものでは3か月程度、長いものでは数年にまで及ぶものもあります。

「システムインテグレーションに必要なスキル」
 IT業界には、SI力(システムインテグレーション力)という言葉があります。これには主に、顧客の要求を汲み取る「読解力」、要求の実現のためシステムの細部を補う「想像力」、要求を実現する「技術力」の3点が挙げられます。最近はクラウドサービスの発展により、これまでITシステムを自社運用していた企業がクラウドサービスを活用する傾向が強まり、システムインテグレーション事業が将来的には縮小するのではないかとの見方もあります。そのため、今後は顧客から受けた要望をそのまま実現するだけではなく、より良いサービスを提供するためにSI企業側がこれまで以上に顧客の事業に精通し、アドバイスや提案をしていくことができる能力が必要になると考えられています。