「UX」とは|テクスタ辞書


UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、ある製品やサービス、システムなどを利用した際の使用者の総合的な体験を指す言葉です。製品やサービスを構成する各機能や要素ではなく、それら全体を包括して、ユーザーはどんな体験をしたか、どんな気持ちになったかに焦点を当てた考え方です。

UXの特徴

UXという言葉自体は近年のものですが、それに近い概念や研究は昔からありました。国際規格を定めるISOにおいて、UXは「製品、システム、サービスを使用した、および/または、使用を予期したことに起因する人の知覚(認知)や反応」と定義されています。

UXデザイン

そうしたUXの概念の元、ユーザー主観の立場に立って製品などを設計することを「ユーザーエクスペリエンスデザイン(UXデザイン)」と呼びます。どんな人が使うか、対象ユーザーの立場に立って、その製品を使う前から使った後までを総合的に考えます。ユーザーの立場、心理、身体、知識や使われる状況、環境、ニーズなどを各専門分野から総合的に割り出し、結果として十分な“満足”をユーザーが得られるかどうかが重要になってきます。

開発者の関わり方の例

例えばWebブラウザの場合、大半のユーザーはブラウザそのものを使うことが目的ではなく、Web上のサイトを見ること、もっと言えばそこにある情報(文章、画像、動画)を得たり、更には刺激を受けたり感動することまでが真の目的といえます。開発側は、そうしたニーズに応えるためにはどのようなインターフェースやデザインが必要か、“最高”ではなく “最適”な環境にするにはどうするべきか、様々な面から考える必要があるでしょう。